×
検索
StudentinJapan.com
人生について、神について
 安心して質問できる場所
関係

アダルトサイトの真実

アダルト動画への依存から、どのように自由になれるのでしょうか。アダルトサイトの9つの偽りと、そのわなから抜け出す方法をご紹介します。

LINE Share Twitter Share Facebook Share Share by Email More PDF

ジェーン・マクネル

アダルトサイトとその依存的傾向

寒く暗い冬の夜、暖炉で燃える炎は、心と身体を暖めてくれます。私たちは室内の暖炉によって、安全に暖をとることができます。暖炉の炎は心理的にも安らぎを与えます。暖炉の火で、部屋がロマンチックな雰囲気になるものです。でも、暖炉から燃える薪を一本だけ取り出して、リビングのカーペットの上に置いたら、どうなるでしょう。すぐ火事になります。

セックスは炎のようなものです。結婚の誓約の上で行うセックスは、すばらしいものです。関係を温め、二人をロマンチックにするものです。しかしアダルトサイトは、この安全な囲いの外でのセックスへと、私たちを連れ出します。

関係は信頼から育まれる

自分の性的な必要を健全に知ると、精神的にも安定します。もし性に対する見方が崩れると、人生に歪みが生じます。

アダルトサイトでは、セックス、愛、親しさをすべて同じものとして扱います。アダルト動画では、初対面で面識のない二人が、性的関係が持ちます。すべては性的満足を得るためです。性的に満足するなら、だれとセックスするかは問題ではありません。アダルトサイトは、いつでも、どこででも、だれとでもセックスはできるものだと、私たちに訴えます。

しかし人間関係は、セックスでは築くことはできません。関係は互いへの献身、配慮、精神的な信頼から育まれます。あなたが愛し受け入れるべき人とは、生涯あなたがその人に献身的に仕える人です。また「この人にならば、すべてを与え尽くしてもよい」と考える人です。そのような相手とのセックスは、本当にすばらしいものです。

嘘を見抜く

アダルト動画からセックスを学ぶことはできません。アダルト動画が映し出す映像は、歪曲されたものだからです。アダルト動画は、あなたが将来のパートナーとよいセックスを行う方法を教える、教育的目的で制作されたのではありません。アダルト動画はあくまでも、商業目的のものです。

アダルト風俗業界は一大産業です。アダルト産業がもたらす影響力は絶大です。制作者は、自分のサイトのリピーターになってくれるか、もっと商品を買ってくれるかだけに、関心があるのです。

アダルト動画は、間違えた情報をも映像化します。刺激的映像で視聴者を魅了し、心をつかみます。アダルト動画は、虚構で満ちています。パートナーは実際には苦痛で仕方がないのに、興奮しているかのように演じているのです。アダルト動画は、セックス、女性が受ける感覚、恋愛結婚についての嘘で満ちています。

アダルト動画が語る、セックスに関する9つの嘘をここでご紹介します。これらの嘘が、どのようにあなたのパートナーに対する態度に混乱を与えるのかを見ていきましょう。

嘘① 女性はセックス相手でしかない

アメリカの男性誌『プレイボーイ』では、女性のことを「バニー・ガール」と呼んでいます。女性をかわいらしいウサギに例えています。女性をまるで「ゲーム相手」または、おもちゃのように扱っています。同じく男性雑誌『ペントハウス』は、女性を「ペット」と呼びます。

アダルト動画でも、女性は単なるセックスの対象物でしかありません。女性の人格は、まったく無視しています。女性はただ、男性の性欲を満たす「肉体」でしかないのです。

事実、ある動画では女性の顔はまったく撮しません。身体だけ、中には生殖器同士のアップ映像だけの動画もあります。女性の考えや感情、尊厳をまったく無視しています。女性は人格的な存在ではなく、単なる生物的な「肉体」でしかないのです。

嘘② セックスは「スポーツ」

スポーツ雑誌の中には、水着姿の女性のグラビアが登場します。女性との交際は、単なるスポーツでしかないという考えです。アダルト動画も、セックスをスポーツ競技のようにとらえています。男性はセックスという競技で得点をあげ、征服し、ゲームに勝利します。

この価値観に影響された男性は、女性とのセックスの中味を、まるで試合で得点をあげたかのように話します。試合展開を振り返るように、どれだけ自分がゴールを決めたのかを、まるで武勇伝のように、男性同士で話します。何人とセックスできたかを、まるでトロフィー、金メダル、勲章のように誇り、自分の男らしさを自慢します。

嘘③ 女性は男性の所有物

よくスポーツカーの宣伝に、セクシーな女性が登場します。広告の背後には「この車を買えば、女性にモテる」という隠れたメッセージがあります。アダルト動画の背後にも、強烈なメッセージが隠されています。アダルサイトや出会い系サイトには、女性の写真がまるでカタログのように並んでいます。

金さえ払えば、好みの女性とデートでき、セックスもできるという錯覚を与えます。出会い系サイトは、女性はお金で買うことができるという、間違えたメッセージを伝えています。

嘘④ 女性の価値はセクシーな体つきで決まる

身体的魅力がない女性は、アダルト動画では軽蔑された存在です。女性を「犬」だとか「豚」「クジラ」…さらにひどい名称で呼びます。彼女たちは、アダルト産業が勝手に決めた「魅力的」な女性の基準に合っていなかっただけです。アダルト動画では、女性の思いや心、人格はまったく無視しています。ただ肉体的な魅力だけで、女性を評価します。

嘘⑤ 女性は無理矢理されるのが好きだ

「女性は口ではイヤだと言っても、本心では喜んでいる。」これはアダルト動画の典型的なシナリオです。女性がレイプされるとき、初めは激しく抵抗します。しかし次第に、男性に無理矢理に抱かれることに喜びを感じるという、偽りのシーンを映し出します。アダルト動画は、自分の性的満足のために女性を傷つけ、性的に虐待するように、男性たちを教育します。

アダルト動画は、男性の性欲に興奮を与える激しいセックスを映し出します。しかし女性は大切にされ、やさしく取り扱われることに愛を感じます。アダルト動画のような方法を、実際のセックスで試すことで、多くの女性が苦痛を感じています。次第に、女性はあなたへの尊敬を失い、あなたとのセックスを拒むようになります。その結果、二人の関係はセックスレスになるのです。

嘘⑥ 女性を支配するのが男らしさ

アダルトサイトは、女性へのヘイトスピーチで満ちています。女性たちが、病的とも言える方法で苦しめられ、卑しめられます。性的に虐待されることを、女性の方から懇願するシーンまであります。

アダルト動画に、女性を大切にする態度は少しも感じ取れません。愛のかけらすらありません。アダルト動画は、男性の女性に対する征服欲と軽蔑心を刺激します。男性の支配欲、征服欲を満たすセックスに、女性は愛を感じません。

嘘⑦ ロリータコンプレックスも許される

未成年とのセックス、中には子どもに対する性行為も、人気があるアダルト動画のジャンルです。大人の女性がセーラー服を着て中高生を演じて、セックスをさせられます。幼い子どもに性的いたずらをする動画も存在します。

このようなアダルト動画は、幼い子どもたちもセックスすることが好きだという、間違えた印象を与えます。小学生や中高生もセックスすることが、まるで普通であるかのように錯覚させます。動画の視聴者たちは、子どもを性的な対象として見るようになるのです。

嘘⑧ 不倫も良いものだ

アダルトサイトはセックスに危険な要素を投げ込みます。危険な関係こそ、スリルがあり、興奮するものだという印象を与えます。通常のセックスでは、満足できないと感じさせます。セックスに暴力や相手を卑しめる行動が、付け加えられます。不倫や暴力的な行為がないと、満足を得られないと感じさせるのです。

嘘⑨ 売春も魅力的だ

アダルトサイトは、売春も許容されるものだという印象を与えます。援助交際やパパ活、児童売春も許されると感じさせます。実際にアダルトサイトは、女性をモノのように扱っています。奴隷のように、セックスから逃げ出せないかのように、女性を描きます。多くの動画は、性的な虐待です。

不特定多数とのセックスは、性病やHIVなどの感染症へのリスクが高まります。違法な薬物を使って、気分を高揚させて、撮影に望む女性もいます。精神的、肉体的バランスが崩れて、若くして命を落とす出演者も多くいます。アダルト動画は、出演する女性の人生を破壊します。

映像の影響力

アダルトサイトは男性たちを誘惑し、多くの時間とお金を浪費させます。それでも私たちは、アダルト動画で観たり、聞いたりしたことに、自分は影響されていないと考えるものです。

確かに、心潤す音楽や名画、良書に触れることで、私たちはリラックスできます。知的に学ぶこともあります。芸術作品が生きる動機を与え、インスピレーションを刺激します。良いメディアは、私たちの人生を豊かにします。

一方で、映像化されたものがいつも、中立公正というわけではありません。映像が商業目的に使われると、いつも何らかの商品を、私たちに売り込んできます。ある映像を見て、感情的に高揚するときがあります。そのとき、販売したい商品の映像を挟み込むのです。すると、人の潜在意識を刺激し、購買意欲を駆り立てることになります。

これを「プロダクト・プレイスメント効果」と言います。広告業界はこの手法を熟知しており、よく利用します。人々が宣伝映像から、どれくらい購買行動に移すのかを計算し、予測することができるのです。

この手法は、たとえばコマーシャルのように実際の商品名が放送で語られなくても、とても効果的です。テレビ番組の中で、消費者が気づかないうちに、商品の宣伝が行われているのです。

例えば、ドラマの背景も視聴者に鮮明な印象を与えます。あとで自分も、あのドラマのロケ地に行ってみたいと思うようになります。ドラマの主演俳優が身につける衣装や小物、使用している小道具が、スポンサー企業の商品であることもあります。主人公の身につけた衣服や時計、髪型が時代の最先端になるのです。

私たちの感情は、視覚と強く結びついています。ドラマや映画の感動が、商品や企業イメージに直結します。たとえ、全体のストーリー展開と関連がなくても、わずかな商品の映像や企業ロゴの視覚情報が、視聴者の消費行動に影響を与えます。

一般の映画作品でも、露骨な性的な表現を、映画の随所に盛り込みます。性的刺激で、観客は二時間の映画に釘づけになるからです。

ではアダルト動画は、私たちの理性にどのような影響を与えるのでしょうか。私たちの精神状況の最も重要な領域の一つが、性に対する価値基準です。アダルト動画が精神面に影響を与えると、性的価値基準も歪曲されます。セックスに関して、負の影響を受け続けると、私たちの精神環境は汚染されます。そして人生は、問題だらけになります。

アダルト動画中毒

アダルト動画を観た人がすべて、アダルトサイトの依存症になるわけではありません。当然、アダルト動画を観ても、自分の男性観、女性観に影響を受けない人もいます。セックスや結婚観、子どもへの間違えた認識を持たないケースもあります。

しかし中には、アダルト動画から離れられなくなる「依存傾向」に陥る人もいるのです。アダルト業界は、人々が動画依存になってもまったく気にはしません。むしろ映像中毒になってくれた方が、営業利益になるのです。ビクター・クリン博士は、依存症に陥る過程をいくつかのステージに分けて、説明しています。そのステージとは、以下のものです。

・依存
・段階的拡大
・感覚麻痺
・行動化

アダルト動画の依存に関して、私は最初に「初期の接触」というステージを加える必要があると考えています。ここで、各ステージの状況を詳しく見ていきましょう。

①初期の接触
アダルト動画に依存傾向がある人は、幼少期にアダルト動画を見はじめるケースが多いようです。初めは好奇心から「少しだけ」という気持ちで、動画を観るようになります。

②依存
その後、何度もアダルトサイトを訪れるようになります。アダルト動画を見続け、なかなか自分ではやめられなくなります。

③段階的拡大
刺激的な画像や動画をもっと観るために、ネット上で検索をかけ、探すようになります。初期の段階では、アダルト動画を観る自分に失望するものです。しかし次第、隠れて観るスリルに興奮を覚えます。

④感覚の麻痺
次第にアダルト動画を観る、自分の感覚が麻痺してきます。もはや動画だけでは、興奮を覚えなくなります。最初の頃のあの性的興奮を求めて、必死に検索を続けて、刺激的動画を探します。しかし初期の頃のあの興奮はもはや感じられません。

⑤行動化
観るだけでは興奮できないので、行動に移します。アダルト動画で観た行為を、実行してみるのです。ある人はアダルト動画で観た不自然な行為を、パートナーとの実際のセックスで実行します。結果、パートナーにとっては苦痛を感じるセックスになります。パートナーは次第に、そのようなセックスを拒むようになり、二人の関係はセックスレスになるのです。

またさらに深刻なケースでは、動画に触発され、不倫や風俗通い、援助交際に手を出します。これらの行為は、パートナーからの信頼を失い、恋愛結婚に致命的な問題をもたらすのです。さらには痴漢、児童売春、幼児への性的いたずら、レイプと、犯罪に手を染めることもあるのです。

すでに依存傾向があるかもしれない…

すでにこのパターンに陥っている自分を発見したならば、すぐにブレーキをかけてください。アダルト動画は、人生の最も深い部分に影響を与えます。「動画を観たい」という自分の行動を制御できますか? もしこの誘惑に打ち勝てないならば、今こそこの負のスパイダルから抜け出すときです。いのちを守る行動をとってください。

どうしたらいいのか?

まず、自分自身に「動画を観たい」という葛藤があることを認めることです。今、あなたがアダルト動画への葛藤を抱えていたとしても、驚くことではありません。

アダルト動画を観たいという葛藤は、極自然なことです。あなたが異常なのではありません。多くの人が、同じ葛藤を感じています。男性も女性も、程度の差はありますが、アダルト動画を観たいという葛藤を覚えるものです。

アダルト業界は毎年、数億円の広告費をかけて、あなたをアダルトサイトに誘い込もうとしています。日本のアダルト風俗産業は、年間売り上げの総額が9兆円に達する巨大市場です。

研究によると、幼少期に性的虐待や痴漢被害を受けた人は、アダルト動画への依存傾向が強くなると言われています。だれかの助けがなければ、アダルト動画の依存を断ち切ることはできません。依存から解放されるため、あなたにも助けとなる人が必要です。

しかしこの葛藤を皆に、話す必要はありません。あなたが信頼でき、この問題を真剣に受けとめ、親身に話を聞いてくれる人を選んでください。何よりも、あなたが信頼でき、安心して話せる人が良いでしょう。

信頼できる先輩や、互いに心を分かち合える友だち、カウンセラー、牧師が良いでしょう。依存からの解放に経験があり、あなたの話に驚かずに、親身になって耳を傾け、助けてくれる人を選んでください。

解放はあるのか?

アダルトサイトはあなたに、セックスに関する嘘を吹き込みます。しかし神は嘘に対して、聖書が語る真理で、私たちを解放します。イエスはこう語ります。

「あなたがたは、わたしのことばにとどまるなら、本当にわたしの弟子です。あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」※1

イエスのこのことばを聞いた人々は、こう反論しました。「私たちは…今までだれの奴隷になったこともありません。どうして、『あなたがたは自由になる』と言われるのですか。」※2

イエスは、人々が罪の奴隷になっていることを語りました。あなたはアダルトサイトの奴隷になっていませんか。このイエスが、あなたを性的な罪の奴隷から解放するのです※3。

罪は、私たちを奴隷にするだけではありません。罪は、私たちを神から引き離します。だれも完璧な人はいません。神の目には、義人はひとりもいないのです。聖書はこう語ります。 私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって行った。」※4

私たちは、自分の罪に対する裁きと罰を、神から受けるのです。しかし愛である神は、私たちの罪の問題に解決を与えます。

神の子であるイエスが、私たちの罪をその身に負いました。イエスは逮捕され、私たちの罪の身代わりとなり、十字架で殺されました。それはあなたの罪がゆるされるためでした。そして死の三日後に、イエスは死から復活しました。

イエスは、私たちと関係が築きたいと願っています。聖書はこう約束しています。 「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。」※5

最も大切な関係

だれもが、充実した恋愛をしたいと願っています。恋愛が実を結び、愛に溢れた結婚生活を送りたい。幸せな家庭生活を築きたいと、だれもが夢見ます。アダルトサイトは、恋愛結婚の代替品にすぎないことを、心にとめるべきです。

人は、神との親しい関係をもつべき存在として、創造されました。 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」※6

アダルト動画は、人生に暗闇と破壊を持ち込みます。イエスは語ります。 「わたしが来たのは、羊たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためです。」※7

神は、あなたとの関係を築きたいと願っています。その関係の中で、あなたは神のゆるしを体験します。神のいやしを経験します。アダルト動画で歪んだ性的な価値基準が修正されます。

あなたもこの神からのいやしを受けたいですか? イエスとともに人生を歩んでみませんか? もしそう願うならば、今、こう祈ってください。

「イエスさま、私はあなたとの新しい関係を始めたいです。私の罪をゆるすため、イエスさまが代わりに死に、よみがえられたことを感謝します。今、あなたに信頼します。イエスさまを私の罪からの救い主として受け入れます。これからの人生を、あなたと親しく生きる人生を歩ませてください。アーメン。」


アダルト動画に関して、女性の皆さんに向けて書かれた アダルト動画との葛藤 の記事をご覧ください。

アダルトサイトへの依存から解放される具体的な方法は、こちら ポルノから自由になるには? をお読みください。

 イエス・キリストとの個人的な関係を持つには
 質問や意見があります

[著者紹介]ジェーン・マクネル(Gene McConnell)は、アダルトサイトが人間関係に及ぼす影響を研究する家庭問題の専門家。結婚生活、職場、コミュニティで健全な関係を築くためのセミナーを、世界各国で開催している。ジェーンが開発したワークショップ『ポルノの力』(The Power of Porn)は、ジェーン自らのアダルト動画依存の経験から生み出された。この30年、多くの心理専門職、児童福祉司、医療関係者、牧師がこのワークショップに参加。恥の根本原因、アダルトサイトの影響、人間関係崩壊のメカニズムについて学んでいる。

脚注: (1) ヨハネ8:31-32 (2) ヨハネ8:33 (3) ヨハネ8:34 (4) イザヤ53:6 (5) 1ヨハネ1:9 (6) ヨハネ3:16 (7) ヨハネ10:10


他の人にシェアする
LINE Share Twitter Share Facebook Share Share by Email More