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10分でわかる新約聖書

イエス・キリストは十字架につき、三日目によみがえりました。復活の最初の目撃者マグダラのマリアが見たイエスの生涯のアニメーション(9:25)をご覧ください

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Jesus Film

聖書の主人公はイエス・キリストです。イエスは今から2000年前、当時ローマ帝国の支配下にあったイスラエルに生きた、歴史上の人物です。イエスの生涯は、非常にユニークなものでした。

神の愛に生きた人

聖書によると、神が人となって、この地上に来たのがイエス・キリストでした。イエスは愛の人でした。だれにも隔てなく接しました。

イスラエル北部ガリラヤ湖畔の町、マグダラ出身のマリア※1 にも、イエスは臆することなく接しました。マリアは悪霊の影響を受け、精神的に破綻していました。そんなマリアにイエスは近づき、マリアを悪霊から解放したのです。以来、マリアの人生は変えられました。

「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人です。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためです。」※2

「あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬を向けなさい。…人にしてもらたいと望むとおりに、人にしてあげなさい。…あなたがたは自分の敵を愛しなさい。」※3

イエスの語った教えは、人々を魅了しました。イエスの行った奇跡から、皆がイエスをメシア(救世主)だと信じました。

十字架に従う人生

しかしその人気に嫉妬したのが、当時の宗教指導者たちでした。彼らの策略で、冤罪のイエスは夜中に逮捕されます。ローマ総督ピラトによる不当な判決によって、イエスは十字架で死刑に処せられます。

「罪のないイエスが十字架刑に!?」マリアにとっては衝撃でした。そのイエスが十字架の上で、人々のためにこう祈るのです。

「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのかが、わかっていないのです。」※4

イエスは十字架の上で息を引き取りました。イエスの十字架は、全人類の罪の身代わりでした。

死からの復活

イエスの遺体が墓に埋葬されて、3日目。朝、マリアは墓に向かいます。すると、墓石は取り除けられ、中の遺体はなくなっていました。墓の前で途方にくれ、泣き続けるマリア。

「マリア…」どこか聞き覚えがある声、優しい呼びかけ。その声にマリアが顔をあげると、死から復活したイエスが、彼女の目の前に立っていました。イエスの復活は、彼が神であることを示すものです。マリアは、復活の事実を信じ、すぐに他の弟子たちに伝えに行きます。

このイエスを信じる人がクリスチャンです。今、あなたがイエスを信じたいと願うならば、このように神に祈ってください。

「神さま、私はあなたに造られ、愛されていることを聞きました。私の罪をゆるすため、罪のないイエス・キリストが代わりに死に、よみがえられたことを感謝します。今、あなたに信頼します。どうぞあなたとの新しい関係の中で、私の人生をともに歩んでください。」

この祈りを祈るとき、あなたのすべての罪はゆるされます。神の子どもとしての新しい関係が始まります。聖書は、イエスがあなたとともに人生を歩むことを約束しています。イエスは語ります。「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」※5

イエスを信じる人がクリスチャンです。クリスチャンとは「キリストにある者」という意味です。自分の意志で、イエスを信頼する瞬間に、下記のことを含めて、多くのことが起こります。

●あなたの心にイエスが来てくれます。
●あなたのすべての罪がゆるされます。
●あなたは神の愛する子どもとされます。
●あなたに永遠のいのちが与えられます。
●あなたにまったく新しい人生が始まります。

イエスを信じたあと、どのように歩んだら良いのかは、以下のリンクの記事をご覧ください。

 イエスを信じました。成長の助けになる情報はこちらから
 イエスを信じたいです。さらに詳しく教えてください
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[脚注] (1) 新約聖書の福音書には主に4人のマリアが出てきます。1人目はイエスの母マリア、2人目はエルサレム郊外ベタニア村出身のマリア、3人目は弟子のヤコブとヨハネの母のマリア、そして4人目が動画に登場するマグダラ出身のマリアです。マグダラのマリアは、イエスによって悪霊を解放してもらい、以後イエスの弟子として宣教旅行に加わりました。 (2) ルカ5:31,32 (3) ルカ6:29,31,35 (4) ルカ23:34 (5) ヘブル13:5

イエスの生涯について、さらに知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
『なぜイエスは死んだのか』
『イエスは神か 偽善者か?』


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